日経225 miniの結びつき
中之島新線の始発駅「玉江橋駅」(仮称)の対岸に位置するO阪大学病院跡地(約2・1ヘクタール)で、2008年春の街開きを目指し、複合都市開発「水都・OSAKAαプロジェクト」が進められている。
「文化・情報」「にぎわい」「居住」機能を持つ新しい街として、朝日放送の新社屋、多目的ホール、関西最大級の超高層マンション、高級レジデンス(賃貸マンション)、商業施設などの建設が予定されている。
堂島川沿いの立地特性を活かした街づくりが進められており、中之島に新たな魅力が加わりそうだ。
2004年度には、「地域と一体化した鉄道」を目指して京阪電気鉄道と中之島高速鉄道によって「中之島新線駅企画デザインコンペ」が開催されている。
このコンペで得られた発想が活かされた、新しい魅力を持つ駅の誕生も楽しみだ。
ら中之島の西部地区に至る路線だ。
新線の開通は、都心でありながら鉄道アクセスが悪かった西部地区が、国際会議場、国際美術館など既存施設の立地も活かして発展する起爆剤として期待される。
長い目で大阪都心部の再生を考えたときに注目されるのが、各地で進みつつある「ストック活用型」プロジェクトだ。
古いものを壊して大きな新しいものを造るだけではなく、大阪の街がもともと持っていた資源をみつめ直し、活かすことで都市の再生をめざす。
1つひとつの規模は小さいが、各地で長期にわたってプロジェクトが続けられることで、ゆっくりとやがて大きく街が変わることを期待したい。
嘗て「水の都」と呼ばれた大阪を復活させようと、官民が連携したプロジェクトが進行中だ。
「水の都大阪の再生」として大阪市都市再生プログラムの1つに位置づけられ、道頓堀川の遊歩道や中之島の歩行者専用道の整備、新しい水上観光ルートの開発に向けた社会実験などが主な事業として挙げられている。
また、NPO「水都OSAKA水辺のまち再生プロジエクト」は、市民や観光客が水辺に親しめるきっかけをつくろうと、水辺の物件を紹介する「水辺不動産」、月一回水辺に集まりランチを食べる「水辺ランチ」、水辺の散策ポイントや店舗などの情報を掲載した「水辺MAP」などの取り組みを続けている。
大阪都心部に残る長屋を、住宅や商業施設として再生する動きがある。
大阪中心部から近い中崎町と空堀。
ともに第2次世界大戦の空襲から逃れ、今なお多くの長屋が残っており、近年、長屋の再生や活用が進んでいる地域だ。
両地域ともに、長屋を再生したギャラリーや商業施設などの立地に伴い、街を訪れる人や新しく住まう人が増えている。
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